「良い夜を持っている」
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不思議な縁で、中学、高校、大学と教えることになった学生がひとりいます。
中高ではそれぞれ半年ばかり塾で担当し、大学では初年次の基礎演習で担当しました。
わたしのいる大学の同じ学部学科に入学し、さらに十クラスほどあるなかピンポイントでわたしのゼミに振り分けられるという、こんなことは実に稀です。
一年生の頃から発表やレポートを一所懸命に取り組み、その後も専門科目の講義を熱心に受けてくれたので、成績と関係のないところでは全力で贔屓し倒してきたのですが、その子もついに、この後期で卒業を迎えます。
大学院への進学も考えたようですがよきところに就職が決まったとの報せを受けました。
おめでたいので昨夜お祝いをしてきました。
中学生の頃から知っている子とふたりでお酒を飲むというのは不思議なものです。
ついつい長話をしてしまいました。またこんな夜がくるとよいなと、そうおもっています。
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流れで、わたしはももクロが好きになったんだよ、と告げたら、わたしも嵐さんが好きなんですよ、と返されました。
そこから嵐先輩を中心としたお話へと雪崩れ込みました。
あかりんの午後の紅茶のCMを推しておきました。
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