「玉井詩織」についての雑感
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好きなものについて記してから年を越したいとおもいました。
このblogには「文芸とポップカルチャーを中心に」という副題をつけてみたのですが、気がつけば文芸とももいろクローバーZが中心になっており、なんだったらば「ももクロ」とタグ付けされた記事が最多になっていました。
という訳でわたしにとっては無意識的にも意識的にも「文芸」<「ももクロ」であることが明明白白となりました。
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どのタイミングでK点を超えてしまったのかは定かでありませんが、玉井さんの百田さんへの愛が止まらないようにみえます。ロマンティックがこんがらがっています。
以前は押すだけではなく肝心なときには引いてうまく百田さんを翻弄していたような印象がありました。
百田さんを前に、わたしのことをいちばんかわいがってくれたのはすみれ、と言ってみたり、「結婚したい人」というお題で高城さんを指して浮気してみたりと、なかなかに策を弄していた印象がありました。
それがいまとなっては画面を通して知り得る範囲ではひたすらに押すのみ、牛のようです。
赤を目にして興奮するのは牛か玉ちゃんか、という感じです。
こちらとしてはほほえましいだけなので問題はないのですが、いつからこうなったのでしょう。
ことしの上半期には百田さん好きをいじられて、そういうのもういいから(# ゚Д゚)、とご立腹であったように記憶しています。流れで勢い余ってあーりんをブス呼ばわりしたおもしろハプニングもありました。
それが下半期に入って以降はデレ倒しています。箍か螺子か、なにかしらが完全にはずれてしまったようです。
となるとやはり気になるのは、ちょうどそのあいだ頃に決行されたハワイへのふたりだけのお忍び(忍べてはいない)旅行です。その珍道中の顛末は断片的であるにせよもうすこし語られなければなりません。
いまこそ『かなことペヤ』を。時は来た、それだけです。
ところで、わたしのひそやかな夢はフォーク村で夏菜子ちゃんをみつめて Van Morrison の ”Crazy Love” を唄う玉ちゃんをみることです。Moondance という名盤に収められている名曲です。
昨今の巷には《クレイジーサイコレズ》なる語も流布しているようですが、これだけ好き好きアピールをしているのであれば想いを乗せてこうした歌を唄ってくれてもよいのではないかとおもうのです。
有安さんのユーミンのように玉井さんの愛の弾き語りがコーナー化されると嬉しいです。
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男性化の兆しもみられる玉井さんですが、キャッチフレーズもとうとう《みんなの妹》から《ももクロの若大将》へと変更されました。
若大将界の頂点である加山雄三からも公認され、あいうえお作文も一新し、立派な若大将へと転身を遂げました。
となると八文字のコールが気になります。
いまはまだ揺らぎがあって一定していないようです。引きつづき《みんなのいもうと》と発しているひと、加山雄三にちなんで《きみといつまでも》と発しているひとなどが混在しているようです。
わたしは、語呂だけで言えば《いっしょうどくしん》がしっくりくるとおもうのですが、曲中にそんなこころない声は掛けられないし、それはもはやコールではなく野次である気もするので、やはり《きみといつまでも》を好んでいます。一生ももクロ/一生モノノフ、という感じがしてよいです。
ただすこし言いにくいという難もあるので、他になにかないだろうかとおもいをめぐらせていたら、加山雄三の「ぼくの妹に」という曲を憶い出しました。
この歌の詞では、兄である《ぼく》が、愛するひとができたと打ち明けた《妹》に対して、淋しいけれども君が幸せになればそれでよい、と告げます。
ここからとって《しあわせになろう》というのはどうだろうかとおもいましたが、較べると《きみといつまでも》には及ばないかもしれません。
コールはともあれ、ももクロちゃんの五人全員が幸せになってほしいと願います。
玉井さんには一生ひとりでいてほしいようにもおもいますが、いつかお嫁に行くことが決まったらばそのときはみんなでこの歌を唄ってあげたいものです。
もちろん、一生ひとりであることと幸せであることが背反しなければそれはそれでよいのですが。笑
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幸せ、という文字を目にするとわたしは必ず宮澤賢治を連想します。
童話「銀河鉄道の夜」の主題でもある重要な語だからです。
この「銀河鉄道の夜」を、これまで何度も何度も何度も読み返してきましたが、映画『幕が上がる』によってもはやジョバンニは玉井さんでしか脳内再生できない身体にされてしまいました。
のみならず怖るべきことになぜか宮澤賢治までもが玉井さんで脳内再生されることがあります。
いつのまにやら「宮澤賢治」∈「玉井詩織」という形で吸収合併されつつあるのですが、研究にさえ支障がなければそれでもいいやと、そうおもっています。
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