〈棄想天蓋〉:文芸とポップカルチャーを中心に

トマトです。学位は品種(文学)です。無名でも有名でもないちょうどよい塩梅の文芸作品をとりあげて雑感を綴ることが多いです。レコードが好きです。

「3月9日」

高城さんのソロコンサート、さくさく夢楽咲喜共和国のLVにひっそりとお邪魔させていただきました。

れにちゃんは実にれにちゃんで、ほんとうに素敵なイベントでした。

 

退場時に観客全員とハイタッチをしたとのことですが、イベントの至るところでファンとの物理的心理的な距離の近さを感じました。

会場内をぐるぐるし、唄いながら通路に座り込み、たくさんのタカノフと愉しそうにアイコンタクトで通じ合う高城さん。

中島愛の「Be MYSELF」で《あのトキのkiss》というフレーズの直前に立ち止まって目の前の女性ノフに《kiss》を投げつけた様にはわたしまでとてもしあわせな心持ちになりました。

 

衣裳と髪型は、すべてがきわめてかわいらしかったのはもちろんながら、淡い紫の夏服セーラーにルーズソックスで「千本桜」を唄っていたときの破壊力はとくに凄まじかったです。この衣裳での登場時にはLV会場からも低音の歓声が上がりました。タマランサスタマランサスと遺伝子が笑いました。

片方がずり下がって左右の高さが揃っていないところがまたよかったです。

f:id:TAMAIShiology:20160310041840j:plain(参考画像)*1

 

アニソンの率が高く、今回は「Birthday」などの持ち歌はあまり唄わないのかなとおもっていたところ、アンコールの一曲目が「Hello, Again」でとても嬉しかったです。

この曲は『玄冬』や『フォーク村』でも感動させられましたがそれらよりもさらにさらによかったです。円盤の修正された音源よりもはるかに上手で、これを聴くことができて感慨深かったです。

とくに目頭が熱くなったのは「小さな頃から」「しょこららいおん」「Hello, Again」の三曲でした。

《ありがとう》と唄いながら涙する高城さん、「しょこららいおん」は凄い歌だなあと感じ入りました。

帰宅したいまでは『フォーク村デラックス』での「Best Friend」ともオーバーラップして一層よい場面だったようにおもうのですがあの場ではスクリーンに釘付けでなにも考えられませんでした。

アルバム二枚の直後にこんなによい新曲まで出されて、どれを聴いてよいのか困ってしまいます。

 

最後は「3月9日」で幕が下りました。

これに限っては他の歌とは違ってそこそこ音程を外したりもしていたのですがそんなことは関係なしに、曲の半ばで高城さんがスクリーンいっぱいに映し出された途端おもいがけずはらはらと涙が零れてしまいました。

歌がはじまる前に、目を閉じてそれぞれの大切なひとを想い浮かべてください、というくだりがあって曲に入ったのでそれも影響したのかもしれません。

《あなた》への想いを乗せてひと言ひと言を大切に唄っていました。

 

ただただしあわせな時間で、ありがたいという想いしかありません。

わたしの推しは玉井さんなので申し訳なさがあったのですが参加してほんとうによかったです。

やはりわたしはれにちゃんが好きです。玉ちゃんとどちらがより好きかと考えると悩んでしまいます。

高城さんは宇宙の摂理であり玉井さんは宇宙そのものであるような、そういった感じがしています。

推しが玉井さんであることはこれまでもこれからも揺らがないので優柔不断ではないのだぞ、とじぶんではそうおもっています。

 

twitterをはじめたのが昨年の3月9日で、明けてきのうで一年が経ちました。

高城さんのソロコンを機会に、ももいろクローバーZの情報をよりたくさん得たいとおもいアカウントをつくりました。ご縁があってそこで多くの方と知り合うことができました。

そしてついでに、公開された映画『幕が上がる』について宮澤賢治と関連させてなにか書こうかとおもいこのblogを開いてみました。いまもよい息抜きとなっています。

 

それから一年が経ち、昨年と同日にソロコンが開催され、『幕が上がる』が日本アカデミー賞で話題賞を受賞しました。長くて短い、あるいは短くて長い一年でした。

来年の3月9日にも第三回目のソロコンが決まっています。

この記念日を愉しみにまた一年間がんばろうと胸いっぱいの新らしい気持ちを抱くことができました。

高城さんに対してはありがたいという想いしかありません。
 

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*1:ちなみに髪型については、前髪を眉まで切るか、伸ばして流すか、このままでいるか迷っているとのことで三人のちびノフちゃんに意見を訊いていました。会場の声が多かったらアンコール前に前髪を切って出てこようともおもっていたらしく、それはそれでみてみたかったです。

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